毎日書道
作品も募集しています
今号から「毎日書道」が始まります。お手本は、神奈川県立金沢文庫長・高橋秀榮先生にお書きいただきました。
お手本を参考にして、作品を半紙などに書いてご応募下さい。
年間のご応募の中から優秀な作品を選び、誌上で発表し、記念品を贈呈します。作品をどしどしお寄せ下さい。
○送り先 〒155―0031 世田谷区北沢4−17−2 仏教企画まで。
○お問い合わせ 電話03−3481−4911
最近は筆を持つ機会が極端に少なくなってきましたが、筆ペン一本あれば、いつでも、どこでも、筆文字を書くことができます。鉛筆やボールペンの代わりに筆ペンを使いこなしてみてはいかがでしょう。家を留守にするメモ、お買い物の品名、電話の用件などを、筆ペンで書いてみる。そうしていると、いつしか筆ペンが手になじんで、筆文字を書く楽しみが増してきます。
はじめは億劫だと思っていたことが、いつしか無意識に筆を握っていた、などということもあります。書に親しむ秘訣はただ一つ。気に入った文字を一文字でも二文字でも、くり返し書いてみることです。無理をせずに、毎日、くり返し書いてみる。くり返しに勝る上手はない。練習に練習を重ねることこそが上達の秘訣なのです。毎日書いてみよう、という気持ちを持続させることが大事です。
新企画「毎日書道」のねらいはそこにあります。
高橋秀榮
昭和17(1942)年、北海道生まれ。
駒澤大学仏教学部卒業。同大学院博士課程修了。
現在、神奈川県立金沢文庫長。駒澤大学・法政大学大学院非常勤講師。
【清風明月】
澄みきった大空をあかあかと照らす月と、肌身に心地よいさわやかな風。この天界自然の恵みは、しばし人の心を和ませてくれる。ことに雨が上がった後の月の光は、精霊が宿るかと思わせるほどに格別に美しい。いにしえの禅僧は「一輪の明月、禅心を照らす」などの言葉を残している。「清風明月」とは、仏の心、禅の境地でもあろうか。
【だるま】
国語辞典で「だるま」を引くと、いくつかの意味が示されています。もっとも有名なのは、中国禅宗の初祖である「菩提達磨」「達磨大師」の略名ということですが、ほかに「法」すなわち「仏の教え」という意味もあります。そのことも知っていただきたく、ひらがなで、お手本を書いてみました。どうか、毎日、この三文字をくり返し練習してみてください。