ハガキアンケートのご意見一覧



◎宗議会議員はもっと真摯に自らの責任を思ってほしい。このままなんら責任を取らないなら、単なる無能な宗門の血を食うウジ虫だ。自浄能力がないなら、宗議会は解体すべきだ。

◎ア)今回の階級査定で宗費の大幅な値上がりには大変驚いております。どうしてこうなったのか調べておりますが、未だによく分かりません。
 イ)宗制をもっと抜本的に見直し、民主的なものへ大改定すべきではないでしょうか。封建的なものに思えてなりません。この宗制は、宗門のために心血を注ぎ、ものを申し働きかけても、かえって圧力をかけられ、最悪の場合は内局から僧籍を剥奪されかねないように思います。
 ウ)曹洞宗は思い切り永平寺と總持寺派に分かれてほしい。
 エ)特派の理不尽な更迭もなんとかならないものか。あまりにも暴力的だ。

◎改正あるべき、断行すべき!

◎曹洞宗(芝園橋周辺のこと)は何をやっても絶対といっていいほど改革ができない状況。組織を動かすために勉強したことのある有能な人がいないためである。寺院出身の有能な人は、キャリア官僚になったりしている。彼らは宗門を見捨てている。

◎多々良問題は裁判のなりゆきを見守る状態になって、宗議会議員も選挙後、禊ぎは終わったという雰囲気になっている。何も変わっていない。

◎創価学会が人々の知る以上に国の内外を洗脳し、メディアを通じて席巻支配しようとしているこの時期、一体何をしているのだ!!

◎宗議会議員は(1)地方区(管区ごと)半数、(2)全国区半数。投票方法は郵送投票にする(本庁選管へ)。総数は永平寺系1/3、總持寺系1/3、両山系1/3。

◎(宗費の高いことに関連して)あと数年で日本国内の檀家維持総数が半減するのに、それに合わせ、宗門の根本的な立て直しをするべきだ。その時、その時の行き当たりばったりでは遅すぎる。

◎永平寺、總持寺さまへ毎年百名くらいの修行僧が上山しています。教師資格を取ったら、兼務寺(空寺)へ住名を出せるような制度にする。力量により伽藍の整備、曹洞禅の高揚なり、宗務庁でも多少の援助をしてやる。兼務寺の減少にもなるのではないか。

◎(3)のCに回答しました。一寸主張が強すぎるかとも思いますが、今までの議会のあり方を見て、Cを主張しました。とにかく選挙法に疑問を持たざるを得ません。改正に向けて研究会を立ち上げるべきだ(ただし、宗議会議員は入らない方法で)。

◎とにかく、関わった内局、議員が無責任すぎる。

◎多々良問題の徹底的解明と責任の追求。「不徳の致す所」ではすまされない。時間の経過と共に風化することのないように、宗門全体の大問題であることを提起してほしい。情報公開の徹底、発議、その後の経過など情報がまったく流れてこないため、判断のしようがない。なぜこのような結果になったのか、素朴な疑問に分かりやすく答えること。

◎ここまで情報公開が内局から一般寺院になされないのは、全責任を当時関わった内局や議員で持つということなのであろうと理解している。

◎宗議会、本庁を解体し、地方宗務所を中心とした宗門のあり方を根本的に考えるべきだ。

◎(2)のBにも関連するが、いつも「一寸待ってもらいたい」「今弁護士が検討しているところだ」と逃げている。宗議会の考えそのものはどうなのか、はっきりと表明してほしい。

◎その時の内局、宗議会議員は辞職すべきであり、内局は総辞職すると思っていた。その時の宗議会議員が立候補するとは何を考えているのかと良心に問いたい。政治家でなく、宗教者なんだから。

◎宗議会選挙法は公職選挙法に準ずるべきである。現選挙法を改正し、具現化し、はじめて宗議に望むことが決まってくる。多々良については敗訴は間違いない。そこで議会を解散し、66宗務所代表者で臨時議会を立ち上げ、選挙法改革、そののち、責任の所在を検討し、対処するのが当然の帰結である。

◎すべての曹洞宗のあり方に疑問を抱き、単立となりました。本来の宗門の姿、道元禅師の示された清規が宗制の前になければならない。世襲ではなく、出家仏教を守れぬようでは授戒など執行する資格はない。宗門の常識は世門の非常識。

◎ホンネとタテマエの違いの大きさ、仏さまが悲しみます。宗議会議員は大寺院の住職が多く、末端の寺院のことが分からない。

◎弱小寺院救済を考えて行政に当たってほしい。収入減により寺院維持が困難になっている現状を宗議会はどう思っているのか?

◎系列同数、連立内局ではチェック機能もなく、責任も自覚していない宗議会、内局には宗門行政をゆだねることはできない。

◎宗制のあり方を知るのが宗報だけで、宗議と宗務所、各寺院との対話がない。宗制の内容を知らせるべき方法を。

◎恩衣に対する会派への寄付金が多すぎる。

◎宗門をいったん解散し、各宗務所ですべての事務を行い、宗務所長会で責任役員を選出する。宗費と宗務所を廃止する一大機構改革が必要である。

◎有道会会報などにおいても既に心ある人より指摘されている宗門の古い体質(寺格、本末、教師分限、恩衣)。宗門の中には高祖道はなく、金と派閥への貢献が宗門の出世街道に連なるとは何とお粗末なことか。家族生活を営み肉系相続が主流になった現在、まったく無意味化した過去の習慣を変えることが急務であるのに、なぜできないのか。既得権にしがみついているお偉方の煩悩がなせる術といったら何と答えられるか。権大教師取得の実際の方法を正直に宗報上に開示してもらいたいものである。私もなりたいと思っている人のためにも。

◎各寺院に対するいろいろな資金(寄付金も含めて)が多すぎる。

◎宗務庁を縮小し、各県宗務所をもっと発展拡大してほしい。くだらぬ頒布物はいらない。宗費自体を各県へもって還元すべき。

◎まず選挙制度を改革し、有道会、總和会をなくし、全宗門が一体となって取り組み、地方の各宗務所の強化を促すべき。各宗務所の法人化を進め、固定化を早急に進めて事務の簡素化をお願いします。

◎選挙制度と同時に宗務庁、宗議会の改革が不可欠。議会質問で議論ができない議会、批判のできない議会は飾りでしかない。

◎戦後六十年かけて進行した日本社会の劣化、止まる所を知りません。檀家制度に甘え、布教教化を怠ってきた伝統仏教教団の体質もそれに拍車をかけているように思います。お天道様に象徴される上位自我が人を作る人々の規範意識の崩壊は逆に六十代の方が顕著に見えます。社会は仏教に救いを求めている事は確かです。社会を正していきたいと思います。

◎犯人が誰であったなどの責任追求などを求めるのではなく、宗門そのものの体質がそれを許してきた。行政の責任者は特権者ではない、一宗侶として行動すべき。全宗侶が襟を正して自改すべき。その上で当事者の弁を聞きたい。これは不可能であろうが。

◎現今行われている法的経過は決して甘くはないものでしょう。仮に曹洞宗に責任ありという結論になれば宗教法人曹洞宗の負うべきものでしょう。しかしその場合、この問題に関わった議決権を行使した宗門人は、宗門的解決と同時に曹洞宗宗制に照らした責任と償いをなすべきであろう。これが裁判における敗者のとるべき方法というべきでありましょう。

◎事件の内容情報すべてを開示させるよう、運動を進めていくようリードしていただきたい。

◎世間は常に見て感じている。旧態依然とした宗門の姿を。一般社会とかなり隔たりがあるのでは。自浄能力はあるのだろうか。欲と金まみれは世間以上か? 今の宗議会では何も変えられないだろうと思う。あまり期待しておりません。

(ハガキで寄せられたご意見の一部を紹介、残りは次号で掲載予定)