お寺への不満と希望
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関本正美 島根県 八十二歳
一、お布施について。各自が意の儘で定めがない。私は五千円(家に迎えた時)。寺での聴聞の時は三千円程度。おばあさん等見ていると百円―二百円程度、講師をお迎えした聴聞の時は、寺は赤だと苦言を聞いた事を記憶しておる。本を読んでいる時、大学校の先生の布施の質問に対し回答に「お布施は全財産を出してもよいし。一銭も出さなくてもよい」と回答された。お釈迦様は何のこだわりもなく、裸足で衣一枚身につけて与えられた食物を食べて居られた尊い姿が、現在の寺の姿かと思う。
二、戒名。本山に参り(団体で奉仕参拝の折)少額の金で(量は忘れた)戴く。普通死亡の時、後生寺よりいただく。院号は二十万円法名は別に要求しない
三、通夜は葬式の前日の夜、主として後生寺で行う。全員で浄土真宗の場合は正信偈を読誦する、喪服を着用して悔み、挨拶をして、葬式は欠席する人と、葬式にも出席する両者あり。
四、葬式には僧侶は普通五名、六名で近所の僧侶に依頼する、但し他の宗の僧でも近所の場合は依頼する、後生寺には旅費を五万円他の僧侶には旅費を三万円。布施する。命日には。毎月命日に後生寺より来て戴き五千円布施する。一年に一回、命日に読経する家もある。これが普通である。報恩講はその家の一番大切な業事だから後生寺より一年一回必ず寺より通知して来て戴き、家内全員で読経する、これは後生寺自身が自らお出になり私達祖先の仏をなぐさめて下さる。
不満(1) 近年報恩講に寺より自ら来てくださっていたが、今頃はこちらから依頼せねば来ない。
不満(2) 葬式の時装飾はよいけれど、営業利益を本意と思われ、盛籠花輪生花が仏を偲ぶに似つかない思いがする。
不満(3) 死なれたら全員仏様になられた同様同信のお方様だから、お金持であろうが資産持ちであろうが高位高官であろうが、葬式を別扱し大きく差をつける事を避けたいと思う。講中でよく相談されて、実行可能な事から遂次改められたらと愚考します。
希望@月に一回は祖先の仏様の御蔭をうけて、生かされているのだからその御恩を忘れぬ様、また子供や孫達への教育のためにも、近くの坊さんに来ていただき、お経を家族一同で読経する事をおすすめします。