お寺をもっと開かれた場に  大きい文字で見る

黒柳敬子(49) 京都府

 2年前に父を亡くし、続いて昨年義父を亡くし、あまり縁がなかった寺とのつきあい(?)が増えた。
 たまたまお墓がある。というだけの間柄で、ほとんど無縁な環境で過ごしてきた。
 そんな実に、短期間の寡聞にしか過ぎない意見です。いざとなると…つまりは葬式のとき。お墓があるので、そこの坊さんに来てもらって、どうするかは、葬儀社の人や、坊さんに聞いて、そうするもんらしい。どこもそんなかんじかなあ。と、曖昧な中に自分の考えと、経験と、人の話し、本なども参考に、それらを総合して何となく納得したり、へえ、そんなものかと思ったりしたものでした。
 そんな中で感じたことは、もっと仏教のプロである寺側からの説明(?)解説(?)がほしい。
 葬式を契機に近づいて来た人に、仏教を知らせる好機と捉えて、こういうふうに、仏教では死者を送るものだとか、そしてそれは、生きてる私たちをどう導こうとした考えであるかを。
 そして、寺がもっと開かれた場で、地域のコミニケーションの拠点になったり、関係者(縁[ゆか]りの人等)の寄合所になって、釈迦が人を救おうと説かれた仏教というものを人に伝える活動をしてこその存在価値があると思う。
 以前アメリカにいった折、教会がそういう役割をはたしているのを見て、寺もそうあってほしいと思ったものでした。


戻る